報告機能の利用率をKPIとして継続的な改善を実施。大規模な組織において高い運用定着率を実現

西部ガス株式会社様

こんな方におすすめ

  • 今後の人手不足対策のために現場の効率化を図りたい
  • 大きな組織においてツールの活用推進がなかなか進まない
  • 協力業者や職人さんがITツールを使うことに抵抗感がある

西部ガス株式会社様の紹介

福岡市に本社を構え、九州北部で都市ガスの供給を行う西部ガス株式会社。都市ガスの製造、供給、販売などさまざまな部門がある中で、現在、新築の温水工事など(給湯暖房機で作ったお湯を床暖房や浴室暖房乾燥機などに利用する設備を作る工事)においてANDPADを導入いただいている。

大規模インフラ企業の工事部門であるため、複数の拠点を持っており、ツールの活用推進には困難が伴うことが多いが、西部ガス様ではANDPAD導入から1年が経ち、活用浸透率が高く現場管理の効率化が進んでいるという。
今回はANDPADの導入推進を担当された、営業本部お客さま保安部設備技術グループの木村様と江藤様に導入の経緯とツール活用推進の工夫についてお伺いしました。

課題である人手不足に対してアナログな取り組みでは限界があった

3~4年前からITの活用を推進する取り組みを開始していたという西部ガス様。その根底には今後の人材不足に対処するための取り組みであったという。
「直近の大きな課題として上がっていたのは人手不足でした。これにどうにか対応しなければといろいろな施策を実施していましたが、アナログ的な取り組みではどうしても限界がありました。そこで、IT化を推進する取り組みが始まりました。」

こうしたIT推進の流れの中で協力会社との情報のやり取りを簡素化、またペーパーレス化する目的で、クラウドのストレージツールを導入したが、なかなか現場業務の効率化は進まなかったという。
「事務的なやり取りはIT化できましたが、もっと現場管理に特化したものがないかと検討していました。電話やファックス、メールなどのコミュニケーションをリアルタイムにして、もっと現場管理を効率化させたかったんですよね。
そんな中で出会ったのがANDPADだった。

導入の決め手は手厚いサポートと感覚的に使えるアプリの使いやすさでした

無料トライアル期間を活用して、実際に運用できるか確認していたという。実は、ANDPAD以外にもいくつかの施工管理ツールを検討していたという木村様。
その中でANDPADに決めた理由の一つはサポートの手厚さだった。
「まず、支社が近く(福岡)にあったということが大きかったですね。何かあったらすぐ顔を合わせて相談できるというのは心強く感じましたね。
ANDPADでは東京以外に各主要都市(福岡・大阪・仙台・札幌・名古屋)に拠点を持っているため、すぐに対面で話ができるというのは担当者にとって安心に繋がっているという。

さらに、カスタマーサポートの対応も評価していただいた。
「拠点の近さだけじゃなく、カスタマーサポートの対応の丁寧さと迅速さも導入の大きなきっかけとなりました。困ったことがあればすぐにサポートチャットで即座に回答をいただけるし、パッと電話がかかってきて解決することができました。」

実際にトライアルでアプリを使ってみて評価の大きなポイントとなったのは、直感的に使えるデザインと操作性だったという。
「職人さんはITツールが苦手な方が多いと感じています。使ってみて難しいと感じたら使わなくなってしまう。だから、説明書とか読まずに感覚的に使える洗練された機能じゃないと難しいなと思っていました。その点、ANDPADの使い勝手の良さならクリアできると感じました。実際、導入して1年が経って、現場の方も報告書をiPadでパパっと写真を撮って、ボタン一つで作成できるから便利だって声が上がっています。ITに対する苦手意識というのはなくなってきていると思います。」

利用率を見える化し各拠点の数値の比較や好事例を共有しANDPADの活用を推進

導入推進を進めていたお二人が運用定着のために最初のKPIとしたのは報告機能の利用率だという。
「現場から報告がされていれば管理者が現場に行く回数を減らせます。これは西部ガスだけじゃなく協力会社の管理者の方にとってもメリットになると思うんですよ。なので、まずは報告を1案件あたり1回以上必ず使うということを最初のKPIにしたんですよ。」

報告を使ってくださいと言うだけではなかなか利用は浸透しないと感じていたため、協力会社への導入にも工夫されていたという江藤様。
「やっぱり協力会社の皆さんにも良いと思ってもらえないと長続きしないと思っています。その点、報告は使っていれば、証跡としてアプリに残すことができます。何かトラブルが発生した際にも見返すことができるし、それが協力会社自体を守ることに繋がります。工事報告をすれば協力会社の皆さんにとってプラスになるものだと考えていました。

一般的に西部ガス様のような大きな組織において、ツールの利用を複数拠点同時に浸透させることはとても難しいといわれている。しかし、西部ガス様では既に利用開始している各拠点でANDPADの浸透度が非常に高い。
その理由として、ANDPADを利用する地区にそれぞれIT推進者と呼ばれる担当者を任命し、そのメンバーを集めて定例でIT推進委員会という会議を開催し、利用率の比較や事例の共有を行っているという。
定期的にANDPADの利用率を拠点別に数値化し、定量的に比較できるようにしています。その結果に対してIT推進者から振り返りと次回までの活動計画を発表してもらっています。そうすることで各拠点のIT推進者は、互いの活動や推進レベルを意識しあうことで、責任感と納得感を持って進めてもらえるようになり、さらには、別の拠点の好事例を皆で共有することで相乗効果が得られました。」

ただ開催するだけではなく、その開催方法にも利用率を上げるユニークな工夫がされている。
「例えば、ある地域で利用率が低かった場合、次回のIT推進委員会ではその地域で開催しています。その際にIT推進者以外にもその地域の工事担当にも参加してもらいます。すると、その地域のIT推進者だけではなく、全ての工事担当にも当事者意識が芽生え、地域全体の活動に推進力が増します。そうやって使っているうちに、IT推進者や協力会社にも価値を感じていただけるようになっていき、徐々に全体で活用が進むようになりました。」

現在は報告機能を中心に使っているが、今後は工程表など他の機能の活用を進めることに精力的に取り組んでいる。また、現在のところは、戸建ての温水工事やガス設備工事に絞ってANDPADを活用しているが、集合住宅の工事など活用の場をさらに広げていきたいと語っていただいた。

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