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コミュニケーションミスを防ぎ、売上2倍・粗利率が向上

株式会社IPS、ガイソー上尾店 様

従業員規模 〜20名
利用機能
課題
  • 表計算ソフトでの工程表作成・修正が手間。さらに修正版をメール送信するのも負担だった
  • 少人数の会社だが意思疎通がうまくいかず、社内の雰囲気がよくないことも
効果
  • 残業時間は、1日あたり1時間程度で収められるようになった
  • 売上が2倍に拡大する中、人を増やさずに、社員のキャパシティを超えずに対応できるように
  • 情報の一元管理で、お互いの状況が理解できるように。社内・現場の雰囲気が非常に良くなった

株式会社IPS、ガイソー上尾店のご紹介

埼玉県上尾市に根ざし、外壁塗装や屋根塗装などの外装工事を手がけている株式会社IPS ガイソー上尾店様。雨どい修理から、屋根の葺き替え・外壁の張り替えまで、地域のお客様の要望に幅広く対応している外装リフォームの専門会社である。株式会社IPS様は、2001年の法人化以降、ハウスメーカーの下請け工事を中心に行っていたが、2019年に個人のお客様向けの外装リフォーム事業に参入。全国約95店舗を展開する外装リフォームのボランタリーチェーン「ガイソーグループ」に加盟し、ガイソー上尾店として新たなスタートを切った。
今回は、長年の現場経験と専門知識を活かしつつ、ガイソー上尾店の運営に取り組んでいる株式会社IPS ガイソー上尾店 代表取締役 梅村 幸司様に、ANDPAD導入の経緯や、導入後の成果についてお話を伺った。

顧客管理・工程表のエクセル管理の効率化を図りたい

梅村様は、2019年3月にガイソー上尾店をオープン。お客様の相談にすぐに対応できるように、店舗から車で30分ほどのエリアに商圏を限定して、上尾市や桶川市、川島町のお客様からの依頼に応えている。現在、IPS ガイソー上尾店様では、元請け工事の比率が拡大し、全体の3分の2を占めるまでに成長しているという。「一般のリフォーム会社では対応が難しい専門工事にも、提案から施工までワンストップで対応できる体制が評価につながっている」と、梅村様は現状を分析する。

IPS ガイソー上尾店様がANDPADを導入したのは、2019年。アンドパッド担当者からの電話を受け、ANDPADの機能について話を聞いたことが、導入のきっかけだという。

「当時は、表計算ソフトで顧客管理や工程管理を行っていましたが、工程表の作成や修正に時間と手間がかかっていました。修正した工程表を職人さん一人ひとりにメールで送るのも負担でした。」と、梅村様は当時を振り返る。

従来の管理に限界を感じ、かつ以前から施工管理システムに興味を持っていた梅村様は、アンドパッドの担当者から詳しい説明を受けることにした。

「ANDPADは、職人さんでも問題なく使いこなせるように、『使いやすさ』にこだわって開発をしていると聞き、興味を持ちました。当社はITに抵抗のない社員が多く、全員が導入に前向きだったのも、導入の決め手になりました。」と、梅村様は話す。


運用成功の秘訣は、業務に沿ったフロー構築と運用の徹底

IPS ガイソー上尾店様では、ANDPAD導入にあたって、写真管理や報告のルールを明確化し、社員や協力会社に共有。職人が写真をアップロードしやすいように、施工中・施工後といったフォルダを作成するなど、利用環境を整備した。営業担当者がANDPADのカスタマーサポートに何度も相談し、業務フローに合った利用方法を構築していったという。

「ただ、最初からスムーズには運用が進みませんでした。若手の職人さんは問題なく利用をスタートできましたが、スマートフォンの操作がおぼつかない職人さんは、慣れるのに時間がかかりました。」と、梅村様は明かす。

そこで梅村様は、導入後3ヶ月をANDPADの利用を浸透させる期間として、協力会社に何度も利用を依頼。電話での問い合わせに対して、『ANDPADを見れば分かるから、見てください』と答え、ANDPADを見てもらう機会を作るようにしたという。

「私たちが生半可な気持ちで運用していたら、職人さんたちも戸惑います。とにかくANDPADを利用してもらうために、働きかけを続けました。」と、梅村様。

梅村様や社員の方々の呼びかけが実を結び、徐々にANDPADの運用は軌道に乗った。現在は、営業チーム、現場チーム、協力会社の間で、ANDPADを活用しているという。梅村様に、ANDPADを利用して便利だと感じている機能を伺った。

「工程表が非常に便利です。簡単に作成できますし、変更もすぐに反映できて、協力会社にも一斉に変更を通知できます。全案件の稼働状況を一覧で確認できる横断工程表も役に立っています。全体の流れが掴めるので、抜け漏れがなくなりました。」

また、「写真管理も効率化できた」と、梅村様は話す。

「今までは職人さんが撮影した写真をメールで送ってもらって保管していましたが、今はANDPADのフォルダに直接アップロードしてもらえるので、手間が省けました。ANDPAD内のテンプレートを使用すれば、現場写真を利用した報告書も簡単に作成できるので助かっています。」

IPS ガイソー上尾店様では、営業段階でもANDPADを活用。ANDPADは、お客様に安心感を持ってもらえるツールになっているという。

「ガイソー上尾店のショールームにお越しいただいたお客様に、実際にANDPADを見ていただくこともあります。当社が現場管理を徹底していることが伝わりますし、地図機能に表示される近隣エリアでの施工実績を見せると、『こんなに実績があるなら安心』と言っていただけます。」


売上が倍増するも、業務効率化で残業時間を抑えた経営

オープン2年目に入り、IPS ガイソー上尾店様では、外壁の張り替え工事や、グレードの高い塗料での塗装工事を提案する取り組みに着手。お客様の満足を追求した付加価値のある提案を続けた結果、2021年度の売上は、前年度の2倍に拡大したという。

「工期が長期にわたる工事も増えていったので、営業や現場が疲弊してしまうかもしれないと不安になりましたが、実際は混乱もなく、しっかり現場を納めることができました。人を増やさず、なおかつ社員のキャパシティを超えずに対応ができたのは、ANDPADのおかげだと社員全員が言っています。残業時間も1日に1時間程度で収まっていますし、私自身の残業も減りました。」と、梅村様。

また、社内や現場の雰囲気にも、ANDPADは好影響を与えているという。

「営業チーム2名、現場チーム2名という少人数の会社なのに、チーム間で意思疎通ができておらず、社内の雰囲気が険悪になってしまうことがありました。しかし、ANDPADで情報を一元管理できるようになったことで、お互いの状況がよく理解できるようになり、コミュニケーションが活発になりました。職人さんを含めて、『言った・言わない』のトラブルが減り、社内や現場の雰囲気が非常に良くなりました。」

IPS ガイソー上尾店様は、今後も外装リフォームのニーズが高まっている上尾市周辺に密着し、事業を展開していく構えだ。

「外装リフォーム工事は、最終的には人がやる仕事です。人が本来やるべき仕事を円滑に進めるためにも、業務のデジタル化を進めるのは大事だと思います。」と、梅村様は語る。
事業拡大に向け、これから人材採用やIT導入を積極的に行っていくというIPS ガイソー上尾店様。さらなる飛躍に向けた取り組みを、今後もANDPADを通じて支援していきたい。

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株式会社IPS、ガイソー上尾店 様にご登場いただいた最新の事例はこちらとなります。本記事とあわせてぜひご覧ください。https://andpad.jp/cases/ips2

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