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独自の業務でも柔軟にカスタマイズ!案件の情報を一元管理し業務効率化を実現

GCストーリー株式会社 様

従業員規模 51〜100名
利用機能
課題
  • 複数の協力会社にメールなどで、個別に情報共有しなければならず、手間がかかっていた
  • 案件の資料や写真の管理がバラバラで、必要な時に探し出せない状態だった
効果
  • クラウドによる情報共有で、協力会社への個別連絡が不要に
  • 案件ごとに資料や写真が整理・保存されるため、過去案件の情報検索がスムーズに
  • チャットの活用で、協力会社同士のコミュニケーションが活性化され、関係性が強化

GCストーリー株式会社様の紹介

本社を東京都に構え、京都府、宮城県に支社があるGCストーリーは、看板関連の施工を中心に事業を展開し、さらに販促関連、再生可能エネルギー関連の施工も手掛けている会社である。

創業当初よりさまざまな事業に携わってきた経験を活かして、看板設置や介護などのいわゆる労働集約型な産業の効率化を図ることも提案している。

社名の由来でもある「成長のための貢献(Growth for Contribution)」を理念に掲げ、社員や関わる全ての人たちを幸せにすることで、幸せな社会を実現していくことを目指し、日々顧客の願いに応えている。

現在、ANDPADを活用しているのは太陽光発電施設、ソーラーカーポート、小型風力発電の新規設置からメンテナンス、また直販用のECサイト「トモシエ」を運営するソーシャルエネテックグループ。
特に個人宅向けの太陽光付きの車庫であるソーラーカーポートと、メガソーラー(地面に設置する大きな発電所)の除草メンテナンスの現場管理に利用しているという。

今回はANDPAD推進を担当されたソーシャルエネテックグループの事業部長 藤田様と鶴來(つるぎ)様に、ANDPAD導入の経緯や活用推進の工夫についてオンラインインタビュー形式で伺った。

ANDPADの運用推進を担当される鶴來(つるぎ)様

複数のパートナーとの情報共有の煩雑さに課題を感じていた

GCストーリーではメイン事業である看板関連施工の事業において自社で管理システムを開発していたという。当初はソーシャルエネテックグループでも自社の管理システムを使用していたが、システムが事業にフィットしていなかったという。
「看板関連施工の場合だと、1つの現場に対して1つのパートナー(協力施工店)が関わるパターンがほとんどでしたが、ソーシャルエネテックグループだと土木、エクステリア、電気関連など複数のパートナーと関わります。ですが、自社の管理システムでは複数のパートナーとの連携に対応できていませんでした。」と語る鶴來様。

それに加え、施工店が増えることでやり取りが煩雑になり、現場に資料が届いていない、職人さんの手元に図面がないなどトラブルも発生し、情報共有手段に課題を感じていたという。
「連絡手段としては、メールや個人用のチャットツールを使っていたのですが、パートナーにそれぞれ個別に必要な資料を送付しなければならず、手間に感じていました。」

こうした課題を解決するために自社で新たに事業に対応したシステムを開発するか、外注システムを探すかの2つの選択肢を模索していたところ、ANDPADに出会ったという。
「システムを選ぶ上で気にしていた点は、資料や写真などを現場とリアルタイムに手軽に共有できるか、案件ごとに情報を管理したりコミュニケーションできるかという2点でした。」と鶴來様。

そこで、ANDPADなら資料や写真などを案件別にクラウド上に一元管理でき、パートナーにわざわざ個別にメールで送付しなくてもアプリで資料を閲覧することができる。
また、各案件ごとにチャットを作成できるので、個人用のチャットツールだと埋もれてしまったりしていた連絡も見落とすことなくきっちりと確認できる。
「テスト導入で使用してみて機能的に十分問題なく使えそうだと確信して、すぐに契約しました。あと、ANDPADはデータをすべてクラウド管理するという点も大きな魅力でした。自社のサーバーで大量のデータを抱えることはリスクがあったので。」

ANDPAD利用推進のために、独自でマニュアルを作成

導入当初、ANDPADの利用促進のため鶴來様は、ANDPADの機能の中でソーシャルエネテックグループで活用する機能を絞り、その必要な機能に特化した独自のマニュアルを作成したという。
「パートナーの6~7割の方は既にスマートフォンを日常的にも使っており、最初の障壁はあれど割とすぐにANDPADは受け入れてくれ利用はスムーズに進みました。何かわからなければ『ANDPADに直接電話して問い合わせてね』といっておけば、ANDPADのカスタマーサポートでとても丁寧に対応してくれたので、そういった点もスムーズに利用が浸透した要因だったと思います。」

苦戦したのはあとの3~4割の方で、スマートフォンを使ったことのない方たちだったという。
「様々なパートナーとやり取りをするので、中には老舗のところもあります。そういったところは高齢の職人さんも多く、スマートフォンを使ったことがないという方も多くいました。」と鶴來様。

鶴來様はそういった方に対してはご自身で現場へ行ってスマートフォンの使い方から、アプリの起動の方法など、一から丁寧に教えていたという。実際に教えていると、今まで使ったことが無い方でも徐々にスマートフォンに慣れていったという。
そこで、ANDPADと直接は関係ないのですが…と前置きされたあとで、このような微笑ましいエピソードも教えていただいた。
「今までスマートフォンを使ったことがなかった職人さんも、ANDPADをきっかけにその便利さに気づいて、プライベートでも使うようになっていて、気づいたらスマホに色んなアプリが入っていました。思いがけないANDPAD効果でしたね。」

さらにもう1つ、利用促進に役立ったこととして、アンドパッドの社員と行った説明会の存在が大きかったという。
「もともとGCストーリーで開催していた決起会(パートナーや現場に携わる社員を集めて、現場をより安全なものにしていこうという理解を共有する場)にANDPADの営業担当者さんも同席してもらって、ANDPAD説明会も同時に開催したことも、運用促進できた大きな点だと思います。」

これから入ってくる社員や新しく繋がりができた協力会社もスムーズに使えるようにと、恒例で行われる集会においてANDPAD説明会も一緒に開催することで、さらなる利用の推進を図ったという。

「その説明会では、GCストーリー用にカスタマイズしたANDPADの運用ルールを説明したり、事前に細かな運用ルールをまとめたマニュアルを配布しておいたりして、はじめて使用する方たちでも抵抗なく使えるように工夫しました。」


オンラインインタビューに応えてくださった鶴來様(左)と藤田様(右)

情報の透明性が高まるだけでなく、パートナー間のコミュニケーションも活発に

現在、ANDPADの中で特に便利だと感じていただいているのは、写真管理と案件概要のカスタマイズ性だという。各パートナーそれぞれが必要とする写真を各フォルダに分けて格納できる点や、ソーシャルエネテックグループ特有の業務である申請管理や発注時の細かな製品の指示など、案件概要をカスタマイズすることで対応できる点に魅力を感じていただいている。
「案件の概要にカスタマイズ項目を作ることができるので、項目を作成して電気工事で行う申請のステータス項目を作ってシステム上で管理できるようになったので、とても役立っています。」と語る鶴來様。

一方、現場のスタッフからは、地図機能が便利だという声があがっているそう。
「現場を地図上に表示させる機能も現場スタッフからとても好評です。今まではメールで送信した地図を印刷して持ってきていたのが、ANDPADを開けばすぐに地図が確認できるので、非常に便利ですね。」

さらに、ANDPADに案件の情報を集約することで過去の案件の検索性が高まり業務効率が良くなっているという。
「ANDPAD導入以前は、写真や関連資料はスプレッドシートや個人用のチャットツールなど複数のシステムやツールを使い、情報が分散していたため、いちいち自社のサーバーや使っているツールを開いて情報を取り出す必要があり非効率でした。今ではANDPAD上で検索すれば、過去から最近の案件まで欲しい情報を手軽に取り出せるようになっています。新規案件で類似した過去の案件などを参考にすることができてとても便利です。」

また、ANDPADを導入してから思わぬ副産物もあったと語る鶴來様。
「ANDPADのチャット機能で連絡を取り合うようになって、パートナー同士のコミュニケーションが活発になったんです。今までは、GCストーリーからパートナーごとに個別に連絡していたので、パートナー間のコミュニケーションというのはなかったのですが、案件のチャットでは該当の案件に関わる全てのパートナーを追加するため、チャットで作業完了を報告すると、他のパートナーさんから『お疲れ様でした!』など返ってきたりするんですよ。こうやって現場に関わるスタッフの一体感や仲間感がANDPADを通じて醸成されているのを感じましたね。今は、私も意識的にパートナーさんからチャット上にちょっとした報告や連絡が来たときは、できるだけリアクションするようにしています。」
業務の効率化はもちろん、チーム全体のモチベーション向上にも繋がっているようだ。そこには、もちろんANDPADチャットが寄与していた部分もあるが、何よりも担当者である鶴來様ができる限りリアクションするなど意識的な取り組みが結果として表れたのだと感じた。

現在は、写真・資料管理やチャット機能、案件管理などをメインにANDPADを利用しているが、今後は工程表や現場スタッフの稼働管理などでも積極的に活用していきたいとのお声をいただいた。

新型コロナウイルス拡大の影響を受け、現場に訪問するとき以外は基本的に完全テレワークに移行したというGCストーリー様。その際に、ANDPADを導入していたおかげもあって案件情報がクラウド上に管理されていてスムーズに移行できたという。
現場仕事がある中で、テレワークに移行することはそう簡単なことではない。しかし、GCストーリー様ではすぐにリモートでの働き方へと切り替えができている。もちろんANDPADをご導入いただいていたからというのもあるが、GCストーリー様が社員の幸せな働き方に重きをおいて効率的な働き方を意識しているからこそ、環境が変化しても今までと変わりなく業務が続けられているのではないだろうか。
こうした想いを持った企業をANDPADはこれからも支えていきたい。

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