伝統工法と無垢材、こだわりの家づくりをANDPADでより強固に

藤丸建設有限会社様

藤丸建設有限会社のご紹介

1969年の創業以来、「木の文化と職人技の継承、地域環境と経済循環に貢献」を経営理念に掲げ、天然素材にこだわった自然派住宅を造り続けている藤丸建設有限会社様。大分県産の無垢材や、優れた調湿性能を持つ稚内珪藻土を採用し、伝統の大工技術・左官技術を大切に受け継ぎながら、家づくりに取り組む地域密着の工務店である。
藤丸建設様には、こだわりの家づくりに惚れ込んだ施主たちが立ち上げたファンクラブ「藤丸ファンズ」がある。常設展示場では、施主自らがモデルルームに立ち、足を運んだ人に住宅を案内するというから驚きだ。地域でいかに信頼を得ているかが伺える。
藤丸建設様は、2019年よりANDPADの利用をスタートした。今回は、藤丸建設有限会社 代表取締役 社長 藤丸 大輔様と、お施主様コンシェルジュ 広報担当 藤丸 愛様に、ANDPAD導入の経緯や導入後の変化について伺った。

図面や写真の管理が課題に、施工管理アプリの検討を開始

大分県大分市を拠点に、県内全域で新築注文住宅を年間約20棟を建てる藤丸建設様。木材は、地産地消にこだわり、大分県産の木材を太陽の光で何年もかけて自然乾燥したAD材から選び抜く。性能面では、外断熱工法を採用し、冬は暖かく、夏は涼しい高断熱・高気密住宅を実現。お客様の要望次第では、太陽光発電を設置するなど、ZEH住宅にも対応している。

「先代の時代から、地元の無垢材を使った木の現しが美しい家づくりを続けています。私自身がアレルギー体質だったこともあり、自然派住宅の方針を貫こうと決めました。ハウスダストや花粉に悩まれていたお客様から、症状が改善したという嬉しい声もいただいています。買い付けた生木を乾燥させる土場を有していることも当社の強みです。」と、藤丸社長は話す。

また、藤丸建設様では、社員大工が自ら木材を選別して墨付けし、手刻み・手加工で家を造り上げる。技術に優れ、施主との打ち合わせにも長けた棟梁が、現場監督を兼任することも大きな特徴だ。人の手をかける家づくりのため、工期は平均5~6ヶ月と長い。15名の職人を平均8~9現場に振り分け、同時進行で家づくりを進めていく中で、藤丸社長は、図面や写真の管理に課題を感じるようになったという。

「図面変更があった場合、設計士からの情報を職人に伝えるまでに時間がかかり、紙で出力した図面をいちいち事務所に取りに来てもらうなど、手間がかかっていました。やりとりの履歴を残しておく必要性も感じていたので、スマートフォンのコミュニケーションアプリで画像や図面を共有していましたが、一定期間経過した情報が消えてしまったりと、うまく進みませんでした。」と、藤丸社長。

そこで藤丸社長は、専用システムの導入を検討。数多くのシステムを比較した上で、ANDPADの採用を決めたという。

「同業者のセミナーでANDPADを知ったのですが、その頃は複数のシステムを検討していて、どれを選ぶべきか悩んでいました。ANDPADを利用している県内の工務店に話を聞いたところ、『スマートフォンの操作が得意じゃない人でも、ANDPADは使いやすい』とアドバイスをもらいました。ANDPADを利用している工務店が多かったことも決め手になりましたね。」と、藤丸社長は当時を振り返る。

ANDPAD チャットを活用、現場との”言った言わない”を減らす

導入から約2年。現在では、ANDPADの写真・資料管理やチャット、日報を活用し、現場の進捗状況を確認しているという。毎日現場へ足を運ぶのは変わらないが、それでも「導入して良かった」と、藤丸社長は話す。

「どこにいても、写真付きの報告がスマートフォンで確認できるので、現場の状況がすぐに分かり重宝しています。毎日ANDPADを開いていますし、特にチャットは活用しています。設計士が直接図面のデータをANDPADにアップするようになって、変更にもタイムリーに対応できるようになりました。事前に資料をANDPADに格納することで、打ち合わせの時間も削減できています。それぞれの現場の進捗具合を閲覧できるので、『自分も頑張ろう』というモチベーションも職人の間で生まれているようです。」

また、藤丸社長は、ANDPADは「保険」のような存在だとも語る。

「ANDPADに資料を格納し、随時更新しておけば、『資料がない』『見ていない』という問い合わせがあっても、こちらはきちんと情報を共有していると伝えられます。やりとりの履歴も残るので、『言った・言わない』がなくなりました。今では他の工務店から、ANDPADの特徴や利便性について質問されるようになりました。もちろん『管理業務が楽になる』と伝えています。」

では、ANDPAD導入にあたって、社員の皆さんや協力会社の反応はどうだったのだろうか。事務担当の藤丸様に伺った。

「当社の社員は、比較的年齢層は若いのですが、紙が好きなアナログ派の社員が多いので、慣れるまでに多少時間がかかりました。ベテランが多い協力会社さんの方が、ANDPADを使いこなしている印象です。こまめに報告を上げてくれる年配の職人さんと話をしたら、『便利になって助かっている』と言っていました。」

ただ、藤丸社長は、ANDPAD導入によって、情報の管理・更新を担う事務担当の負担が増えているのではないかと懸念していた。しかし、事務担当の藤丸様は「前よりも断然楽になった」と話す。

「地図や図面を一件一件印刷して配布する手間もなくなりましたし、工事関係者に一気に情報が共有できるようになったのは大きな変化です。なかなか現場に足を運べないお客様には、ANDPADに保存された写真をピックアップして送り、状況をお伝えしたりしています。今後は、もっと写真機能を活用してアルバムにしてお渡しすることなども考えています。」と、活用に前向きだ。

技術の習得にもANDPADを活用、若手の成長をサポート

木材や工法、性能へのこだわりを突き詰めている藤丸建設様。今後は人材育成に一層力を入れていくという。

「私は、家づくりはあくまで、人の手で行うべきものだと考えています。家は、ほとんどの人が一生に一度しか買わない高い買い物ですし、一生その人のバックボーンになる大事なものです。お客様には、安物買いの銭失いで失敗してほしくありません。そのためにも、しっかりとした家を造れる職人を育てていきたいんです。」と、藤丸社長は力強く語る。

藤丸建設様では、新入社員は棟梁の下について仕事を覚えていくという。「技は見て盗め」という従来の教育方法では、新人が育つまでに長い時間がかかるため、20年ほど前から、後輩にしっかりと技術を教える体制を整えてきた。藤丸建設様の人材育成において、ANDPADが貢献できていることはあるのか、藤丸社長に伺った。

「若手の大工にもANDPADアカウントを付与しているので、先輩たちがアップした写真を見て、納まりなどを確認していると思います。過去の写真を振り返れば、棟梁一人ひとりのやり方を学ぶことができますし、気になった点も質問しやすい環境だと思います。」

「まだANDPADを十分に使い切れていない」と、話す藤丸社長。今後は、ANDPADでの工程管理に着手し、より業務効率化を図っていくという。長年築き上げてきた技術と伝統を大切にしつつ、新しい技術も積極的に取り込んでいく、藤丸建設様。今後の取り組みにも、引き続き注目していきたい。

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